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2008-08-18(Mon)

ちょっとラジオで聞いたニュース

カナダで遺伝子組み換えでない大豆を生産するらしい。

遺伝子組み換えでは無い大豆が手に入りにくいからだそうだ。

ちょっと聞いただけでは、とてもいい話に聞こえる。

でも、カナダは組み換え作物のオンパレードで、組み替えではない作物も、組み換え作物と交配する可能性が大きい地だと聞いた事がある。

カナダは北海道宗谷地方と同じくらいの緯度で、低温で育つ大豆を生産するらしい。

将来的に北海道で生産するつもりなのだろうか。

その種子が、もし組み換え作物と交配していたら・・・



北海道は遺伝子組み換え作物が、基本的に作る事が許されていない。

どうして組み替えではない大豆を北海道で作らないのだろう。

コスト?・・・だとしたら、それは大きな間違いだ。一度組み換え作物と交配した種子は、二度と元の種に戻る事はない。全ての大豆が組み替えになってしまったら・・・(それが狙いなだけだろうが)

組み替えの種子・・・人の健康の為であったり、害虫を殺したりと称しているが、その種の為に人の健康もあらゆる生き物の生きる権利も奪うかもしれない。大豆を栽培するコストよりも、更に莫大なコストがかかる事ぐらい誰が聞いたってわかる事だ。

遺伝子組み換え作物なんて、いらない。

そして危険で、日本の農業を守れない外国産大豆なんて、いらない。

美瑛にも離農した農家の、手も付けられていない畑がたくさんある。そういう場所を有効に使うべきだ。


補足・・・種子の遺伝情報の特許の為、商業目的で種子の販売や作付けが制限されている。例えばトウモロコシの遺伝子特許は基本的にアメリカ企業が持っていて、商業的にトウモロコシを生産するには特許料(種子を買う時に払っている)を支払わなければならない。これは種子の独占販売をしている事と同じで、自家採種したトウモロコシを翌年に商業的に育てることが特許権の侵害に当たってしまう。考え過ぎかもしれないが、将来的に種子の提供すら無くなったり制限される事も考えられる。そして組み替えでないと称している種子も、いつの間にか組み替えにすり替わっていたりするかもしれない。そして自家採種している人の作物に、特許で守られている種の遺伝子が交配し、その交配した種を商業目的で栽培したら、それも特許権の侵害になるのだ。おかしな話ですが、それが現実なのだ。
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豊瀬 恒介

Author:豊瀬 恒介
ご訪問くださり、ありがとうございます!自然写真家であり、自然循環栽培(無農薬・無化学肥料・草生栽培)で自給自足を目指しています。その他、木工品を作ったり、天然酵母のパンを焼いたり、釣った魚を卸したり、観光バスの運転もしています。人生一度切り、自分の想うがままに生き、悔いの無い人生を歩みたいです。

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