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2011-06-05(Sun)

北海道の受け入れ態勢

ブログにコメントをいただいてから下の方の記事を書いていたのですが、調べているうちに「平成23年4月22日より、避難対象者を変更しました。」と書かれた所を見つけてしまいました。それによると道営住宅での入居に関する取扱等については、

1) 入居対象者
(1)東日本大震災で被災された方(以下「罹災者」という。)
(2)福島第一原子力発電所及び同第二原子力発電所の事故に伴う警戒区域、計画的避難区域及び緊急時避難準備区域に居住されている方  また、上記の区域に関わらず、福島第一原子力発電所から30キロ圏内に居住されている方(以下「避難者」という。)
https://spreadsheets.google.com/spreadsheet/pub?hl=en&key=0AoOJAB5Cr0fWdGVGYWMwMHpKLTB3Y0ZPcE1CU0diNWc&hl=en&gid=0

とありました。30キロって、狭すぎます。

間違いなく汚染地域となってしまっているのに、避難する費用や生活資金の補償などが受けられない地域が、あまりにも多いような気がします。

そして福島市でも山下俊一氏の意見によって、被爆者を増やす結果になっているのが腹立たしく思います。どうしてこんな人が福島県放射線健康リスク管理アドバイザーになったのか、自分には理解できません。

この人が安全と言ってる被爆量以下で、労災認定された原発労働者もいるのです。たったの5.2ミリシーベルトです。無責任にも程があります。

原発から30キロ圏外でも放射線量が高い事実があるのに、避難する費用等すべて自費になってしまう可能性があるのです。普通の暮らしが出来ない状況に追いやられているのに、避難費用を被害者に負担させる事をを許す国もおかしいです。こんな事になってしまった事に対して、電気使用者も真剣に考えなければいけないと思います。

この下の文章が、最初に書いていた所です。



北海道庁のHPより要所転載&リンクを張ります。

被災・避難された方々への北海道における支援について

上記PDFの一時避難の項目に、

道内各地において、家賃・敷金無料で入居できる住宅を用意しています。
・東日本大震災により被災された方
・福島第一原子力発電所及び同第二原子力発電所の事故に伴う避難指示及び屋内退避指示エリアに居住の方
(上記エリア外の方でも、入居が可能な場合もありますので、ご相談ください。)

とあります。エリア以外の方でも、放射能等心配な方は相談可能だと思います。


被災県の自治体の皆さまへ

上記ページの2項目目、

2 移動手段の確保
  北海道へ集落や避難所単位で移動する場合、被災地から道内の受入れ先までの交通手段を無償で確保します。
  (被災地→バス等→フェリー・飛行機→バス等→受入れ先:往復)

移動手段も、無償になる可能性があります。

道内での受け入れ住宅・公共施設・ホテル等での受け入れについては、以下リンクからご覧下さい。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sth/ukeiretaisei.htm

福島県の環境放射能測定結果・検査結果関連情報

福島県の小、中学校、都市公園、児童福祉施設等モニタリング


放射能については国や自治体が安全と言っても、実際の健康被害は発病しないとわからない事で、精神的にもとても心配だと思います。これまでの普通の生活も壊されてしまい、どうする事が一番良いのか、一人一人が答えを出すしか出来ない所が辛いです。

以前アップした動画に、チェルノブイリによって被爆した子どもたちが、日本に一時的に避難した事で健康を取り戻す内容の物がありました。実際に移り住む事が出来なくても、良いと言われている確かな物を取り入れる事で、被爆のリスクを軽減する事は出来るような気がします。気休め程度の事しか書けません。
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2011-06-05(Sun)

東日本大震災:被災者住宅、生活支援…北海道まだまだ余裕

毎日jpのニュースより
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東日本大震災:被災者住宅、生活支援…北海道まだまだ余裕

 今も10万人近い東日本大震災の避難者の受け入れが、東北に近い北海道内で思うように進んでいない。国土交通省によると、5月30日時点で道内の自治体が被災者向けに用意した公営住宅(2157戸)は全国で3番目に多いが、実際に住んでいるのは265戸で、入居率(12.3%)は32位にとどまる。背景には、支援の情報が被災地に届いていない実態があるようだ。

 「被災された児童の皆さんを応援します」。北見市は4月下旬、廃校や雇用促進住宅を利用して、被災した子供と家族、教員を丸ごと受け入れる「学校支援事業」を発表した。住宅の家賃や水道料は無料、給食も市が無償提供する意欲的な支援策だったが、申し込みはいまだにゼロだ。

 市によると、5月下旬に職員を派遣した岩手県大船渡市で、市役所に受け入れの用意がある事を伝えたが、それ以外はホームページに支援概要を載せているだけ。担当課は「現地ではインターネットが使えない人もおり、情報提供の方法に問題があるのかも」と周知不足を認める。

 道の5月末のまとめでは、空き住宅を用意しても入居者がいない自治体は25市町村に上る。道は支援内容をまとめたA3判のビラを被災地で配布しているが、公営住宅の詳細な情報は書かれていない。問い合わせ先は道住宅課になっているが、記者が電話をかけると、各総合振興局で聞くよう告げられた。

 民間施設への入居も進んでいない。札幌市南区の定山渓温泉は4月20日まで、旅館などを避難場所に確保したものの一人も利用はなかった。こうした支援策は「北海道ホテル旅館生活衛生同業組合」が全体をまとめ道に伝えていたが、道は地元自治体に横流ししただけで紹介や仲介はしなかったという。道の担当職員は「『避難できます』と被災者を連れて来るのは、向こうの自治体から住民を奪うようで遠慮してしまう」と釈明する。

 待ちの姿勢が目立つ道とは対照的なのが、大阪など2府5県でつくる関西広域連合だ。要請が来る前から被災地に出向いてニーズを探る「おしかけ支援」を進めている。

 同連合では、府県が分担して特定の被災地を支援する「カウンターパート」方式を採用している。例えば京都府は福島県を担当し、職員を集中的に派遣。帰還の際は避難を希望する被災者もバスに乗せ、用意した318戸のうち140戸が入居済みという。同連合の石田勝則・広域企画課長は「被災自治体は状況把握で手いっぱい。『おしかけ』でなければ、必要とされる支援はできない」と訴える。【佐藤心哉】

毎日新聞 2011年6月5日 2時38分
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110605k0000m040133000c.html
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そうなんです、情報提供の方法に問題があるんです。美瑛町だって、声を上げているだけでは、来るわけ無いのです。

自分のブログ上だけの情報も、問題があるとずっと感じています。先日「フクロウの会」にメールを送った所、メール不着の返信が来て結局送信できませんでした。

他に数カ所書き込みもしていますが、きっと現地にも情報が行ってないんだろうと感じています。

どうにかしなければいけないのですが難しい問題です。

どなたか情報を提供・共有できる機関をご存じの方がいらっしゃいましたら、どんどん情報を提出して下さい。

北見市は(足りない所はあるけど)すごいですね。学校丸ごと疎開、もっと広い地域に情報が行き渡ると良いのですが。その昔、職員採用試験を受けた事があるのを誇りに思います(もちろん落ちたので今こうして写真家やってるのですが)。

北見市へのお問合せは下記へ。
北見市教育委員会学校部総務課 施設担当
TEL:0157-33-1742
(時間:平日月~金曜) 8時 45 分~ 17 時 30 分)
FAX:0157-33-1720
被災地学校支援事業について
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2011-06-05(Sun)

反骨って事じゃないと思うけど

また原発の問題です。

今の世の中を生きる人にとって、「損得」って事がそんなに重要なのかなぁ?

最近注目の的の小出助教のお話で、以下動画の4分20秒位の所で「反骨」云々の話になってますが、反骨(不当な権力や世俗的風習に反抗する気概)だのプライドだのって事じゃないと思うのです。

嫌な事はやらない、ただそれだけだと思うのです。

様々な動画を見てきて、そのコメントにも目を通すようにしているのですが、名も知れない人がすごい発言をしていると「何様のつもりだ」的なコメントが多く寄せられているのを目にします。

有名だとか肩書きがあるからだとか、そういうくだらない所を重視している人があまりにも多く、良い悪いをその本質から見いだせない愚かな人が日本を動かしているのかなと、つくづく感じてしまうのです。

自分は写真家以外の仕事もずっと前からしているのですが、写真家としては先生と呼ばれる事も数年に一回位はあるのですが、他の仕事では挨拶すら返してもらえない人間として働いています。

腹が立つ事も沢山あるのですが、それでもその仕事も好きなので今は辞めようとは思っていません。当たり前の事が出来ない世の中に、一体誰がしてしまったんだろう。

話がそれましたが、小出助教の言っている本質は、多分、何か事を起こそうとする時に、他人に迷惑をかけるような事は絶対にしてはいけないって事だと思います。

そして好きな事をして食って行けるって事は、他に必要な物がないと言う事でもあると思うのです。自分の生活に、他に求める物は何もない。儲ける必要もない。


先日NHKだったか、たまたま見たテレビで幸せの指標を考えるって番組がありました。
その中で、ブータンの人々の紹介もしていました。

ブータンのある農村部のお母さん曰く「物は、なにもいらない」

経済的にはまるで豊かではない暮らしぶりです。電気もありません。電気を引こうとした時に、電線に鳥がぶつかって危険だからとの理由で、電気を引かなかった町もあるそうです。

この番組を見た時、こんな暮らしにシフトして行きたいと心から思いました。

自分がやりたい事をして、家族が健康でいてくれて、誰も傷つけずに、誰からも傷つけられずに、自然界の一員として、いずれ自然に帰りたいと。

実際の自分の暮らしを見ると、諸税金や国保に占める割合の何と多い事か。それも日本という国にいるだけでなのです。

日本のどこかに、自然を破壊するような文明とは、切り離された場所があればいいのになぁとつくづく思います。

動画中に出てきた「原発のウソ」小出裕章助教の本は以下にて購入できます(楽天に飛びます)。
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価格:777円(税込、送料別)

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豊瀬 恒介

Author:豊瀬 恒介
ご訪問くださり、ありがとうございます!自然写真家であり、自然循環栽培(無農薬・無化学肥料・草生栽培)で自給自足を目指しています。その他、木工品を作ったり、天然酵母のパンを焼いたり、釣った魚を卸したり、観光バスの運転もしています。人生一度切り、自分の想うがままに生き、悔いの無い人生を歩みたいです。

掲載写真・文章等の著作権・版権・使用権等作品に附随する全ての権利は豊瀬恒介にあります。無断使用・無断転載は厳禁です。

掲載作品の販売もいたします。お問い合わせ下さい。

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